独り勝ちの米国株、トランプラリーに死角はないのか?
トランプ当選で株価上昇が続く株式市場だが、トランプ政策によるリスクが顕在化する可能性も(写真:ブルームバーグ)
大統領選挙でのトランプ再選を受け、アメリカの株式相場は絶好調を続けている。他地域と比較すると、アメリカの勢いは別格で、まさにアメリカ独り勝ちの様相である。 この“MAGA(アメリカを再び偉大に)相場”は、果たして本物なのか、そしていつまで続くのか。 足元のアメリカ経済は非常に堅調で、景気後退なしに再び拡大へと向かうノーランディング・シナリオが現実のものになりつつある。大統領選の結果次第で様々な政策の方向性が大きく変わってしまうために様子見となっていたプロジェクトが一斉に動き出す効果もあり、来年にかけても経済の好調が続く公算は大きい。 一方、アメリカ以外の他地域は状況が芳しくない。
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田渕 直也