熊本県八代のいぐさを使った畳が「世界一長い畳」として、ギネス世界記録に認定されました。 　くまモンポート八代の旅客ターミナルに、ベンチとして設置されている畳。長さは12.67m重さ165kgと、7畳分にあたります。 　いぐさや畳表の生産量、生産農家が減少するなか、畳の魅力を再発見してもらいたいと、農家と職人が連携したプロジェクトで製作されました。 　9月下旬に「世界一長い畳」としてギネス世界記録に認定されたことを受け、3日、セレモニーが開かれました。 　訪れた人たちは、早速、その手触りや匂いを確かめていました。 熊本県畳表銘柄確立研究会・坂本一真会長 「達成したということだけでは（伝統的な畳文化を）守れないので、新たに活動をして、いぐさ・畳表の普及に頑張っていきたいと思っています」