2024年冬はラニーニャ現象発生 2023年より厳しい寒さ 用意すべきアイテムは
今シーズンはラニーニャ現象 寒冬に
特に、今シーズンの冬はラニーニャ現象の影響を大きく受ける予想です。ラニーニャ現象が発生している冬は、日本付近では寒冬になりやすいという特徴があります。 同じくラニーニャ現象が発生していた2020年~2021年の冬では、冬の前半に冬型の気圧配置が強まり、度々強い寒気が流れ込みました。 2020年12月15日から16日には群馬県の藤原(みなかみ町)や新潟県の湯沢で24時間降雪量が100センチを超える記録的な大雪になりました。 年末年始も日本海側で雪の降り方が強まり、その後、2021年1月7日から11日には北陸を中心に次々と雪雲が流れ込み、短時間で記録的なドカ雪になりました。24時間降雪量、48時間降雪量、72時間降雪量などの記録更新が相次いだうえ、福井県や新潟県で多数の車両の立ち往生が発生し、北日本から西日本にかけて道路の通行止めや鉄道の運休などの交通障害が発生しました。
厳しい冬に必要なアイテム
今シーズンも、冬の前半(12月~1月)を中心に厳しい寒さや大雪になる可能性があります。 昨シーズンは記録的な高温であまり活躍しなかった、ダウンコートや手袋などの防寒着は、今シーズンは活躍する機会が増えそうです。日本海側の地域では、大雪が降る可能性もありますので、雪かきや融雪剤などの除雪グッズも昨年より必要になる機会が多くなるでしょう。
日本気象協会 本社 安齊 理沙