マンションの共用部がイマイチ…リノベNGでも部屋が素敵になるインテリアのコツ
マンションインテリアに関するお悩み解決企画の3回目では、庭がないことや窓のサッシ、玄関など、集合住宅の共用部に関するお悩みをピックアップ。大幅なリノベーションやリフォームは難しいけれど、家具の選び方や配置の工夫次第で魅力的なマンション空間はつくり上げられます。マンションインテリアをもっと自由に楽しみましょう! 【写真集】リノベNGの共用部でもあきらめないで!マンションの部屋を素敵に変えるコツ
【お悩み1】小さめの収納棚を追加したいのですが、どこに配置していいかわかりません…
答え:ソファ背面に低い本棚があるとライブラリーができて見栄えもアップします 意外と活用されていないLDKのデッドスペースがソファの背面。最近ではコンソールテーブルを合わせて書斎のように設える例もよく見られますが、本棚を置くのも一案です。ソファの「背中」が丸見えにならず、リビングの景色が美しくなるだけでなく、ラウンジチェアを一脚添えればライブラリーとして新たな居場所を展開できます。 棚を選ぶ際は、ソファの背もたれより高くならないように気を付けましょう。飾るニュアンスも大切にしたいところ。オープン棚の場合、収納したいものだけでなく、小さなデスクランプや観葉植物を加えると映えます。毎月買う雑誌や読みかけの小説など、リビングまわりに置いておきたい本の行き場としても重宝しそうです。
【お悩み2】 窓のサッシが悪目立ちしてしまいます…
答え:上質なファブリックのカーテンを選び、サッシ部分を隠しましょう 賃貸マンションでも分譲マンションでも、基本的に変更できない代表的な部分がサッシ。窓まわりの美観は空間の質を左右する大きな要素のため、インテリアでのケアは必須です。インナーサッシをつけるプランもありますが、より手軽に解決するアイデアは、光を美しく表現する上質なカーテンを選ぶことです。 床から約50㎝ほどの中途半端な壁が立ち上がった窓の場合は、床まで全体を覆える長さのカーテンにすればすっきりと仕上がります。
【お悩み3】タワマン住まいだけど、やっぱり自然を感じて過ごしたい…
答え:観葉植物を固めて置いて室内にグリーンコーナーをつくりましょう タワーマンションの高層階の魅力といえば、やはり眺望。遮るもののない開けた視界、きらきら光る夜景の美しさ、そして何にも変えられない優越感。一方で、戸建てで設けやすい庭は手に入れることはできません。中層階であればベランダに植物を置くことはできますが、数年に一度行われる清掃時の撤去を考えると、あまり思い切ったことはできないでしょう。高層階ではそもそも設置が禁止されているケースも。 そこで、活用したいのが観葉植物。インドアグリーンであれば、どんなマンションでも取り入れることができます。グリーンコーディネートの今のトレンドは、複数の植物を1カ所にまとめて置くこと。同じ本数でも、空間にまんべんなく配置したときより、固めて配置するほうがボリューム感がアップし、ナチュラルな雰囲気を楽しめます。