”カーボンニュートラルへ”メタネーション実証設備 北九州市に
九州朝日放送
2050年のカーボンニュートラル実現に、大きな貢献が期待される技術「メタネーション」について、北九州市に建設される実証設備の安全祈願祭が14日、行われました。 メタネーションの実証設備が建設されるのは北九州市若松区のひびきLNG基地です。 メタネーションとはCO2と水素から都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術で、合成物は「eーメタン」と呼ばれます。 西部ガスではeーメタンの原料となるCO2を地域から回収すること、また、既存のインフラ設備やガス機器もそのまま利用できることなどから、脱炭素化とコストの低減を目指します。 実証設備は今月下旬着工、来年6月に運転を開始する予定で、西部ガスでは2030年にはeーメタンの実用化を目指したいとしています。
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