「全盛期の緒方孝市ばり」一打! 打率.444、鯉の〝二刀流〟右腕が投打に躍動、不振野手陣に喝の3安打&7回1失点 ファン「代打出さなくて良かった」
◆広島4―1DeNA(4日、マツダスタジアム) 広島の〝二刀流〟右腕が投打に躍動した。 ■レフト線へ強烈な二塁打【1安打目動画】 3勝目を狙いマウンドに上がったのは森下暢仁。2回に失策が絡み失点したが、直後の攻撃で打席に立つと、DeNA先発左腕のアンソニー・ケイから左翼線へ強烈な二塁打を放った。第2打席では、153㌔の直球を捉え三遊間を破る安打。会心の一打に一塁へ走りながらガッツポーズも見せた。打線の援護がないまま、最少失点で7回まで投げきると、第3打席には134㌔のチェンジアップをうまく拾ってショートの頭を越す安打。再びガッツポーズを見せチームを鼓舞した。 チームはその後、野間峻祥の併殺崩れで1点を返すと、代打の松山竜平が勝ち越し3ランを放ち、森下の奮闘に応えた。森下はベンチ前で松山を迎え入れ、笑顔で抱擁を交わしている。 森下は7回を投げ2安打1失点(自責0)。打っては3打数3安打で打率を.444まで上げ、今季3勝目を挙げた。 この様子を「J SPORTS 野球」の公式YouTubeが公開。ファンからは「野手を盛り立てようとする姿がかっこよすぎる」「代打出さなくて良かった」「右の代打でいいのでは」「全盛期の緒方孝市ばり」などの声が上がっている。
西日本新聞社