「漢気トーナメント」出場の髙橋亮が「優勝して大雅を振り向かせる」と宣戦布告【RISE177】
対戦する勝次は「明日は急きょトーナメントになったんですが、王者がいないという興行の中でこう決まったので、中堅の僕らがやるしかないなと思って引き受けました。明日は試合で盛り上げたい」とこちらも静かに闘志を燃やす。岩郷については「相手がどうこうは関係ない。しっかりフルスイングでKOしたい」とKO宣言。勝次はかねてから「真空飛びヒザ蹴りを炸裂させる」と宣言。いまだに実現していないのだが「あれ難しいですよね(笑)。なかなかできないんですが、チャンスがあれば真空飛びヒザ蹴りを出したいと思う」とも語った。また「やっとRISEルールに慣れてきた。今回、那須川会長がセコンドについてくれるというのは僕の中で一番大きいので、本領を発揮できるかなと思う」と力強い援軍の存在も明かした。
準決勝第2試合に出場するパヌワットは2019年の直樹戦以来、約5年ぶりのRISE参戦。「正直にいうと長期間試合をしていないので、すごく緊張しているが明日は全力を尽くして精いっぱい戦いたい。(高橋は)少し怖いというか、やはり強い選手だけあって強い印象を受けた。しばらく試合をしていないのは同じだと思うので、いい試合ができると思う」などと語った。 対する髙橋はNKBバンタム級とNKBフェザー級の2本のベルトを獲得した実力者。今回がRISE初参戦となる。2022年3月の「RIZIN.34」の大雅戦のドローを最後にヒザの手術により休養し、約2年のリハビリ期間を経て、今回が復帰戦となる。「急きょトーナメントになったんですが、僕は王者の大雅を倒すためにRISEに来たので、大雅がビビるような内容で圧倒的に優勝したい」と優勝宣言。パヌワットについては「向かい合ったときに気合が入っているような感じの目をしていた。明日は楽しく面白い試合ができそう」と油断はないが「引き分けだったのもあるし。前回、“日本人では戦いた相手がいない”と言っていた。俺のことを忘れているので、圧倒的に優勝して大雅を振り向かせてやろうかなと思っている」とトーナメント優勝の先に現RISEスーパーフェザー級王者の大雅との再戦を見据えた。