「飲酒運転は凶悪犯罪」 交通事故死ゼロ目指す催し
秋の全国交通安全運動に合わせ札幌できょう、交通事故死ゼロを呼び掛ける催しが行われました。道や道警などが毎年行っていて、今年は、バレーボールVリーグの北海道イエロースターズの選手ら3人も参加しました。催しでは、園児がハンドサインを使った横断歩道の安全な渡り方について学びを深めたほか、参加者が「飲酒運転はしない・させない」などと書かれた啓発グッズを市民に配り、交通ルールの順守を呼びかけました。道警によりますと、道内の飲酒運転による事故は去年86件でしたが、今年はこれを上回るペースで起きているということです。道警交通部の大口純一課長補佐は「飲酒運転は凶悪な犯罪だと道民に再確認してもらいたい」と話しました。道内では運動期間に入ってから飲酒運転も含めた死亡事故が相次いでいて、道警は来月5日まで運動期間を延長し事故防止の取り組みを強化します。