「つばさの党」逮捕されても立候補! 1400万人の都民が悲鳴! 東京"大炎上"都知事選がやってくる!!
衆院東京15区補選で次点だった須藤元気氏は、都知事選をどう考えているのか。 「都知事選では、ひとつの政党から候補者を複数人立てて、宣伝効果を狙う動きも報道されていますね。それに限らず、選挙というフォーマットを使ってタレント的な活動をする人が出てきているのは事実だと思います。 ただ、僕も補選では派手な電飾の自転車に乗って選挙運動をしていましたから、候補者がどのような表現をするのかは自由だと思います。でも、表現のキワから落ちてしまうと単なるイロモノになってしまいます。そこは各候補者が自分で気をつけないといけないところだと思います。 僕自身は格闘家なので、やはりスポーツマン精神を大事にしたいと思っています。これは単なる僕の価値観ですが、他候補が演説をしていたら、そこでは僕は演説を控えます。それは有権者への配慮でもあるんです。 選挙もスポーツもライバルとの闘いではなく、あくまで自分自身との闘いです。地道にひとりひとりと握手していくのが、当選の近道だと思っています」 多くの人物が立候補予定の都知事選だが、小池都知事が出馬すれば、有利に戦いを進める可能性が高いという。畠山氏が話す。 「つばさの党が候補者を出すと『妨害される』ということで、小池都知事は街頭演説をしない可能性があります。すると、つばさの党は行く場所がなくなり路頭に迷います。 実は、小池都知事はコロナ禍で行なわれた前回の都知事選で一度も街頭演説をしていません。公務を続けることで、その行動がニュースなどに流れ、実質的な選挙運動になっていました。現職ならではの強みを生かした選挙戦でした。 今回もネットを中心とした選挙運動をするのか、それとも街頭に立つのか。そこにも注目です」 5月27日には、立憲民主党の蓮舫氏が「小池都政をリセットする」と東京都知事選に無所属で立候補すると表明した。「小池氏vs蓮舫氏」の戦いも目が離せなくなってくる。 自民党の裏金問題による政治不信、小池都知事の学歴詐称疑惑、つばさの党の出馬表明、NHK党の選挙ポスタービジネス......。東京都知事選は、すでに大炎上状態だ! 取材・文/村上隆保 写真/時事通信社