バイトと正社員の給料を時給換算すると「バイト」の方が良さそうです。正社員にならずに働いた方がいいですか?
長く働くとアルバイトと正社員で収入の差が表れる
厚生労働省が公表している「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、勤続年数が長くなるにつれて、正社員と正社員以外の平均月給の差が開いていくことが分かります。
※厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」をもとに筆者作成 正社員では、35~39歳で月給が30万円を超えるのに対して、正社員以外の雇用形態では、年齢を重ねても22万円に届きません。そのため、同じ職場で長く働き続けたいと考えている場合は、正社員として働くことで、収入アップが見込めるといえるでしょう。
長く働き続けて収入アップを目指すなら正社員
新入社員時の月給を時給換算すると、アルバイトとして働いているほうが高い収入を得られるのではないかと考えられます。しかし、正社員にはアルバイトにはない賞与の支給と、昇進や昇給などがあります。 厚生労働省が公表している「令和4年賃金構造基本統計調査」からも分かるように、勤続年数を重ねると、正社員と正社員以外の働き方とでは、大きな収入の差が発生します。長く働き続けて収入をアップさせたいと考えている場合は、正社員としての働き方が向いているといえるでしょう。 出典 厚生労働省 最低賃金額以上かどうかを確認する方法 厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 結果の概要 1 一般労働者の賃金(6)雇用形態別にみた賃金 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部