もう少しで正式発表! “普通二輪免許”で乗れる「メグロS1」の魅力とは? “ブランド100周年”の節目に「230ccのメグロ」が誕生する
伝説のブランド創設100周年目に250ccクラスの新星登場
ジャパンモビリティショー2023で世界初公開され、国内導入予定モデルとして展示されたモーターサイクルショー2024ではその姿をひと目見ようと人だかりができた「メグロS1」。その正式発表は2024年10月頃といわれています。 【画像】「えっ!…」これがメグロブランドの復活第2弾を飾る「メグロS1」です(21枚) 今年2024年は、メグロブランドの創設100周年の節目。そんな記念すべき年に伝説のブランドから250ccクラスの新星が誕生します。果たしてどんな魅力を備えたモデルなのでしょうか?
2024年でブランド創設100周年を迎えたメグロ。1924年に創業したものの、1960年代にカワサキに吸収されてブランドが消滅してしまった悲運のバイクブランドです。 かつてのメグロは、大排気量、高性能、高品質が魅力のバイクブランドで、往年のライダーにとって憧れの存在でした。 そんな名ブランドの復活を2020年にカワサキが宣言。翌2021年に、復活第1弾となる「メグロK3」を発売しました。 「メグロK3」は、手作業で色づけされたエンブレムや高級感あふれるツートーン塗装のタンクなど、上質感のある仕上がりが魅力的。多くのライダーを惹きつけました。 そして2024年、ブランド復活第2弾を飾るモデルとして、「メグロS1」がリリースされます。 ●フィーリングが気になる230ccの“メグロ・シングル” 「メグロS1」は、メグロブランドの復活第2弾を飾るモデルであり、ジャパンモビリティショー2023で世界初公開されました。 世界初公開の際は「日本市場への投入は準備中」とアナウンスされていた「メグロS1」ですが、モーターサイクルショー2024では「国内導入予定モデル」と紹介されています。 そのエクステリアは、随所に採用されたクラシカルなデザインのパーツ類が印象的な仕上がりです。 クロームメッキが施されたガソリンタンク、スポークホイール、キャブトンタイプのマフラー、フォークブーツなど、ディテールからはクラスを超えた高級感を感じ取ることができます。 そんな「メグロS1」が搭載するのは、230ccの空冷単気筒エンジン。購入コストや維持費が安い「230ccのメグロ」ということで、正式発表前から多くのバイクファンたちが注目しているのです。 かつてメグロブランドのバイクには、“メグロ・シングル”と呼ばれる単気筒エンジンが搭載されていました。新しい「メグロS1」のエンジンは小排気量ですが、果たしてどんなライディングフィールなのか、今から楽しみです。 正式発表は2024年10月頃といわれる「メグロS1」ですが、現時点では詳細なスペックや価格などは明らかにされていません。クラシックバイクが好きなライダーにとっては、見逃せないモデルの誕生といえるでしょう。
VAGUE編集部