21歳日本人が「勝利の立役者」 劇的決勝弾を現地賞賛、今夏J→渡欧ドリブラーが「ヒーローだ!」
磐田からレンタル移籍中のグルニク古川陽介が欧州初ゴール
ジュビロ磐田からポーランド1部グルニク・ザブジェへ期限付き移籍中のMF古川陽介が、現地時間11月24日に行われたリーグ第16節のピアスト・グリヴィツェ戦で終了間際、値千金の決勝ゴールをマーク。1-0勝利に貢献した働きに海外では「ヒーローだ!」「勝利の立役者」と喝采が送られた。 【実際の映像】「なんてゴールだ!」グルニク古川陽介が欧州で喝采浴びた劇的ゴールを決めた瞬間 古川はホームで行われた一戦で後半17分から途中出場。すると迎えた同44分、DFパベル・オルコウスキからの右クロスがファーサイドへ流れたところに反応し、右足シュートを突き刺した。これが古川にとっては移籍後初ゴール。加入後8試合目の出番を掴んだ中で迎えた、歓喜の瞬間だった。 古川の決勝点により、チームは2連勝。現地ではその活躍ぶりが称えられ、ポーランドメディア「kanalsportowy」は「古川はグルニクのヒーローだ!」と得点シーンとともに注目すれば、クラブの公式サイトでは「勝利の立役者」と称え、劇的勝利に導く日本人選手の活躍とともに試合をレビューした。 21歳の古川は、2021年度の高校サッカー選手権で静岡学園の8強入りに貢献。切れ味鋭いドリブル突破を武器に、その名を全国へ轟かせた。高校卒業後は磐田へ加入。プロ3年目を迎えたなかで、今夏に海外挑戦を決断した。加入からおよそ2か月、アピールに成功したドリブラーのさらなる活躍に期待が懸かる。
FOOTBALL ZONE編集部