櫻坂46、10thシングルフォーメーションの注目ポイントは? 悔しさで「涙が溢れました」と明かすBACKSメンバーも
■井上梨名、村井優が選抜入りならず「涙が溢れました」
選抜メンバーという限られた枠ゆえに逃してしまったメンバーもいる。二期生の井上梨名は、「7th Single BACKS LIVE!!」で座長を務め、その後、8thシングル、9thシングルでは選抜入り。そして今作では、惜しくも選抜入りは叶わなかった。井上は、前述の武元とともに、シングルごとに選抜メンバーとBACKSメンバーを行ったり来たりしているだけに、選抜発表へのプレッシャーは特に強いのではないだろうか。ただ、「7th Single BACKS LIVE!!」で座長を務める彼女の姿は頼もしかった。今作ではBACKSメンバーとして、輝く姿を見せてくれるだろう。 同じく前作からの選抜入りを逃したのが三期生の村井優だ。村井はグループに選抜制が導入された7thシングルから3作連続で選抜メンバーとして活動したが、今回初のBACKSメンバーに。山下と同じくダンス部出身で、ライブで見せるキレのあるパフォーマンスと、普段の天然キャラのギャップとで人気を得ていただけに、今回の結果にはファンから驚きの声も多数上がっていた。フォーメーション発表後、いち早くブログを更新した村井は、「本当に、本当に悔しいです 何度も落ち込んで 発表があってから色々考えると涙が溢れました」と正直な気持ちを明かしたうえで、今後の活動を通して「努力を続けて必ず強くなると約束します」と力強いメッセージを表明している。 ほかにも、「9th Single BACKS LIVE!!」で座長を務めた三期生の石森璃花、今作の活動をもってグループを卒業する一期生の上村莉菜と齋藤冬優花、活動復帰し、3作ぶりのシングル参加となる小池美波も選抜入りにはならなかった。 昨年より、リリースする楽曲やライブパフォーマンスのクオリティの高さで快進撃を続けている櫻坂46。個々のメンバーの活躍も充実しており、選抜メンバーとBACKSメンバー、それぞれの顔ぶれを見ても、フォーメーションの決定は苦渋の決断だったと想像できる。9月25日0時からは、「I want tomorrow to come」の楽曲が先行配信され、同日22時からはグループオフィシャルYouTubeチャンネルでMVが公開される。どのような楽曲なのか、まずはそれを楽しみにしよう。(文:堀タツヤ) ※山崎天の崎は正式には「たつさき」