第8世代BMW 5シリーズ登場!新型BMW 5シリーズの全情報とドライビングインプレッション!
すべての内燃エンジンが電動化
燃焼エンジンは、すべてのエンジンレンジで電動化されている。最高出力208馬力の4気筒ガソリンエンジンと最高出力197馬力の4気筒ディーゼルエンジンからスタートし、いずれも48ボルトのスタータージェネレーターでサポートされる。ディーゼルエンジンには後輪駆動と全輪駆動が用意される。
2024年7月には、4気筒エンジンに電動モーターを組み合わせたシステム出力299馬力と489馬力の「550e xDrive」を搭載した2種類のプラグインハイブリッド車が発表される予定だ。必要な電力は19.4kWhまたは19kWhのバッテリーに蓄えられ、「550e」では最大90km、「530e xDrive」では最大103kmの純粋な電動航続距離を可能にする。変速は常に8速”ステップトロニック”スポーツトランスミッションを介して行われる。
インテリアはより広く、よりデジタルに
現行のBMWにふさわしく、「5シリーズ」にはカーブドディスプレイも装備されている。これはドライバー用の12.3インチスクリーンとインフォテインメント用の14.9インチタッチスクリーンで構成されている。
従来のiDriveコントローラーはセンターコンソールに残されている。このiDriveコントローラーは、「5シリーズ」の広範なメニューを操作するための最良のガイドであることに変わりはないが、賢いボイスコントロールも便利な助けとなる。
内燃機関は後部座席でより快適に
基本装備にもスポーツシートが装備され、シートヒーターとベンチレーションは別料金。後席は、電動バージョンよりも内燃機関の「5シリーズ」の方が快適に座れる。その理由は、シートクッションと床の間の距離が3.5cm大きいからだ。 加えて、背もたれが2cm高くなったが、ヘッドルームなどその他の寸法に変更はない。リアベンチは40:20:40の分割可倒式で利便性が高い。
PHEVのトランクスペースが100リットル拡大
トランク容量は従来の530リットルから520リットルになった。ただし、内燃エンジン仕様とプラグインハイブリッド仕様のトランク容量は同じであるため、PHEVの方は100リットルほど大きくなった。