【J1順位表】首位横浜FMと2位神戸の差が縮まる 17位柏と18位湘南の直接対決はドロー G大阪は13位浮上
サッカー明治安田生命J1リーグ第20節の9試合が7日、8日に開催されました。 優勝を争う横浜FMと名古屋の直接対決は引き分け、一方で追いかける神戸は勝利し、首位横浜FMとの差を縮めています。J1残留を争う下位の柏と湘南の直接対決は引き分け、湘南は最下位脱出とはなりませんでした。 【画像】神戸・イニエスタがJリーグラストマッチ 5年間過ごした“第2のホーム”神戸とお別れ 現在の順位は、神戸と川崎Fの2チームが1試合少ない状況となっています。
神戸1-0新潟(デンカビッグスワンスタジアム)
◆得点者 【神戸】大迫勇也 首位横浜FMを追いかける3位神戸。前半15分、前線からのハイプレスで新潟からボールを奪取すると、最後は大迫勇也選手がネットを揺らし今季13ゴール目。 先制を奪ったあとは、ホームの新潟の攻め込む展開も、神戸GK前川黛也選手が再三の好セーブでゴールを許さず。新潟の攻撃をしのいだ神戸は完封勝利で順位を2位に上げています。
名古屋2-2横浜FM(豊田スタジアム)
◆得点者 【名古屋】永井謙佑、キャスパー・ユンカー 【横浜FM】エウベル、藤田譲瑠チマ 6連勝と絶好調の首位横浜FMと勝ち点4差で追いかける2位名古屋の直接対決。 優勝の行方を左右するかもしれない大一番で先手を奪ったのは名古屋。前半8分、キャスパー・ユンカー選手のこぼれ球を拾った永井謙佑選手が左足を振り抜くと、横浜ディフェンスに当たりそのままネットに吸い込まれました。 しかし横浜FMもカウンターから前半28分にチャンス。シュートを止めたGK一森純選手が絶妙なパントキックですかさず前線へ。抜け出したエウベル選手が最後は相手GKをかわし同点ゴール。試合を振り出しに戻します。さらに横浜FMは前半35分、パスワークから藤田譲瑠チマ選手が鮮やかなフィニッシュで逆転に成功。 それでも名古屋は後半開始早々、マテウス・カストロ選手のクロスにユンカー選手が流し込んで同点。両チーム勝利はつかむことはできず、試合は引き分けに終わっています。
広島1-1鹿島(エディオンスタジアム広島)
◆得点者 【広島】エゼキエウ 【鹿島】関川郁万 雨が降りしきるピッチの中、先制したのは鹿島。前半5分フリーキックから関川郁万選手がへディングでゴールを奪います。 一方1点を追いかける広島は後半、鮮やかなカウンターを発動。自陣で速いパス回しから一気に前線のエゼキエウ選手へ。最後は冷静なフィニッシュで同点ゴール。広島が鹿島に追いつき、両チーム勝ち点1を手にしました。