「光る君へ」恨み捨て…ききょう退場済み?舞台は大宰府へ ネット心配「仲直りを」敦康親王の最期も姿なく
女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は12月1日、第46話「刀伊の入寇」。舞台は本格的に大宰府に移る。 【写真あり】ききょう(ファーストサマーウイカ)とまひろ(吉高由里子)は藤原彰子について語り合うものの… <※以下、ネタバレ有> 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となった。 第45話(11月24日)のラスト。まひろ(吉高由里子)は藤原道長(柄本佑)と別れ、念願の旅へ。お供の乙丸(矢部太郎)と大宰府に到着した。賑やかな市場に見覚えるある後ろ姿。目が合うと、それは越前で姿を消した周明(松下洸平)だった。 物語は「越前編」ならぬ「大宰府編」へ。気掛かりなのは、ききょう(ファーストサマーウイカ)の存在。第43話(11月10日)を最後に、第44話(11月17日)と第45話は出番がなかった。 第43話は長和3年(1014年)。狩りの際に目を負傷した藤原隆家(竜星涼)は治療のため、大宰府赴任を希望。大宰権帥に任じられ、都を去ることになった。 隆家「すまぬ。このまま、目の病で政から身を引くのは耐え難い。いまだ何も成しておらぬのに、ここであきらめ切れぬのだ。そなたと、脩子内親王様を置いていくことを、許してくれ」 ききょう「大宰府でお目を治して、お戻りくださいませ。脩子様は、私がしかと、お守りいたしますので」 隆家「何か、佇まいが変わったな」 ききょう「そうでございましょうか」 隆家「いつも噛みつきそうな勢いであったが、それがなくなった」 ききょう「恨みを持つことで、己の命を支えてまいりましたが、もうそれはやめようと思います。この先は、脩子様のご成長を楽しみに、静かに生きてまいりますので。お心置きなく、ご出立くださいませ」 第43話オンエア後には、SNS上に「これで爽やかに退場?」「これで退場じゃないよね?」などの声。敦康親王(片岡千之助)の最期が描かれた第45話オンエア後には「ききょう様も、さぞ嘆かれたことでしょうね」「清少納言はどうなってしまったのか?このままフェードアウトはないよね?」「ファーストサマーウイカさん、もとい清少納言はもう登場しないの?まひろとききょう、仲直りしてほしい」などの声も上がった。 劇中の年代は寛仁3年(1019年)まで進んだ。清少納言の没年は万寿2年(1025年)頃とされる。 残り3回。ききょうの再登場を期待したい。