光に浮かび上がった冬支度が進む合掌家屋＝南砺市の相倉合掌造り集落

　　●18、19日ライトアップ 　南砺市の世界遺産・相倉合掌造り集落で18、19日、ライトアップが行われる。17日の試験点灯では、伝統的な雪囲い「オオダレ」に囲まれた合掌家屋が幻想的に浮かび上がり、冬支度が進む五箇山の魅力を伝えた。 　「冬支度-雪待つ合掌集落」をテーマに、合掌家屋や念仏道場など、茅葺き屋根の建物21棟がライト40基で照らされる。保存財団では観光客のために期間中、懐中電灯20本を無料で貸し出す。展望台までの散策路も30基の足元灯で照らして、歩きやすくする。 　ライトアップは日没から午後9時まで。予約なしで観賞できる。