日本代表・森保一監督、3バック採用の理由明かす「DFが世界で力を見せている」3→4へ可変も意欲
日本代表は10日、アジア2次予選のシリア戦(11日・Eピース)に向けた前日会見を行い、森保一監督が出席した。6日のミャンマー戦に続き、シリア戦でも3バックの継続を明言した指揮官は、その理由について「DFラインの選手が世界の舞台で力を見せてくれている」と説明。3バック採用には、力のあるDF陣がそろい始めたことが理由のひとつにあると明かした。 【写真】堂安が結婚した新妻を披露! アーセナルの冨安、ボルシアMGの板倉、そしてシュツットガルトの伊藤、サンジロワーズの町田、アルラヤンの谷口、ルートンの橋岡。今回招集した3バックに対応可能なDFは、冨安を筆頭に高さ、強さ、スピードを兼ね備えた選手がそろう。3バックでの守備時、4バック時よりピッチの広いエリアをひとりひとりがカバーすることになるが「守備を安定させ、カバーしながら、攻撃に移っていくことを具現化できる」と、信頼を寄せた。 また「4バック、3バックと違いはあるように思いますけど、実は試合中には4バック気味になったり、選手達は自分たちがより仕掛ける時、受け身になる時、試合の中で可変しながらバランスをコントロールしてくれている。我々主体で、可変していくことができるようにしていきたい」とも語った指揮官。3バックでスタートしても、試合状況によって4バックに形を変えて対応できる選手がそろったことで、新たなオプションに着手したことを明かしていた。
報知新聞社