地震発生直後、熊本県内の自治体ホームページが一部アクセスできず
震度7の揺れを観測した熊本県益城町では14日、地震発生直後から公式ホームページ(HP)にアクセスできない状況が続いた。同町に所在する熊本空港や、隣接する6自治体のうち熊本市、菊陽町のHPもつながらなかった。アクセスが一気に集中したことが原因とみられる。 隣接自治体のうち嘉島、大津両町では発生直後からHPで学校や公民館など避難所情報を提供。御船町HPでは町内の通行不能な道路情報も掲載された。同町の藤本龍巳企画財政課長は、「防災マニュアルに従って役場職員、全約170人が出勤し、住民の安否確認などにあたった。役場の被害は、天井のパネルが一枚落ちた程度」と語った。 一方、同じく隣接する西原町では発生から約2時間が経過してもHP上で地震の情報は掲載されず、対応の差が表れた。熊本空港のHPは、翌午前0時ごろに回復した。