キャサリン妃42歳に。ZARAからシャネルまで、12年間のプリンセスファッション変遷
2016年~2017年
白×ネイビーやブルーといった定番カラーに、トラッドベースのスタイルは変わらず。またキャサリン妃の代表的アイテム、ドレスコートとフィット&フレアーの鉄板シルエットも、この頃が全盛期でした。丈は、膝上も依然ありつつ、膝が隠れる丈やミディなど、バリエーションも出てきました。
そしてトレンドの流れもあり、初めてパフショルダーが初登場。と言っても、さりげなくです。あくまでもクラシックなニュアンスで少しモードなデザインがプラスされ始めたのがこの頃です。 ブランド選びにも変化が見られ、グッチ、ミュウミュウといった、英国以外のハイブランドがお目見えするようにもなりました。 主役のお洋服は進化すれど、影の立役者である小物(靴やクラッチなど)は、俄然鉄板のヌードカラー、プレーンデザインであるところも注目です。一気に全てを変えないのも、手堅いキャサリン妃らしく、またロイヤルらしいとも言えるでしょう。
文/にしぐち瑞穂
にしぐち 瑞穂