キャサリン妃42歳に。ZARAからシャネルまで、12年間のプリンセスファッション変遷
2012年~2013年
少し慣れてこられた2~3年目には、ファッションの軸はトラッドで正統派なスタイル。色は白やブルー系が中心で、無地の他にドットやチェックなど永遠の鉄板柄も愛用されていました。 英国プリンセスらしく、ツイードもお好きで、ジャケット+タイトスカートのスーツも、当時の定番アイテムでした。スカート丈は、膝がしっかり見えるミニ丈と若さが感じられますね。
また、この時期には長男ジョージ王子を妊娠&出産されたことで、マタニティ・スタイルも話題に。 このジャケットも結婚前から愛用の物だったりと、なるべく手持ちの服を着回されたり、マタニティ用アイテムはコスパブランドでその後も使えるデザインをゲット(ドットのワンピースはトップショップのマタニティ用)されたりと、賢いお買い物の仕方に注目が集まりました。 靴は、春夏はヌード、秋冬はネイビーか黒と、プレーンな色・デザインのプラットフォームが鉄板でした。
2014年~2015年
この頃には、デザインはよりシンプルに、長く着れるアイテムが多くなってきました。 ロイヤルカラーの定番、ブルーやネイビーはもちろん、キャサリン妃の大好きなアイテム、ジャケット+ワンピースを組み合わせたコーデや、英国らしいツイードのミリタリーテイストのコート。また、この時期にもシャーロット王女を妊娠中であったため、お腹を綺麗にカバーしてくれるノーカラーコートが大活躍していました。 丈は依然、膝上が基本で、髪はウェーブや縦巻きなど、カール感のあるフェミニンなダウンスタイルが中心でした。プリンセスらしく、正統で可愛らしさを印象づけるスタイルでしたね。
また一方では、ドレススタイルには試行錯誤中だったご様子。色々挑戦もされました。 かなりインパクトの強いカラーにくわえ、大きな花柄のドレスを初お披露目されたキャサリン妃。英国を代表するアーデムを採用されるも、日頃の公務スタイルとのギャップがあり過ぎて、残念ながら評判はイマイチでした。 しかしながら、今のキャサリン妃があるのも、こういう挑戦あってのこと。私達同様に、プリンセスらしいドレスアップや、ドレススタイルはキャサリン妃にとっても、実はかなり難関だったんです。