御嶽山の噴火災害から10年 今シーズンの安全願い開山式
テレビ信州
長野と岐阜にまたがる御嶽山の噴火災害から今年で10年です。山の麓にある木曽郡木曽町では、今シーズンの安全を願う開山式が行われました。 土砂降りの中、木曽町の「おんたけロープウェイ」で行われた開山式には地元の関係者など20人が参加し、今シーズンの山の安全を祈願しました。 10年前の9月に発生した御嶽山の噴火災害では死者・行方不明者が63人に上っています。木曽町の黒沢口登山道では1日から黒沢十字路から剣ケ峰頂上までの立ち入り規制が緩和されました。 木曽町 原久仁男町長 「この災害をしっかりと後世につなげていく。10年たってさらにそういう気持ちを新たに持って取り組んでいければ」 一方、王滝村の王滝口登山道については剣ケ峰頂上までの立ち入り規制が7月10日に緩和される予定です。今シーズンは10月16日までです。