2015年は危険な香り漂う?「京都国際映画祭」発表会見
三船史郎「父が2度目の主演男優賞を受賞から50年」
三船敏郎賞の審査員をつとめる三船は「(父の三船敏郎が)『赤ひげ』でベネツィア国際映画祭2度目の主演男優賞を受賞してちょうど50年。京都国際映画祭でも上映されるとのことなので、楽しみにして頂きたい」と呼びかけた。 桃井かおりとともに映画祭のアンバサダーに選出された板尾創路は「アンバサダーに似合う男かどうかはわかりませんが……アンバサダーってなんやろう」と笑いながら、「桃井さんをエスコートしながらやります」と話した。 おかけんたがプロデューサーを務める「アート部門」のアナウンスでは、村上ショージが自身の描いた巨大な墨絵作品を「誓願寺」(中京区蛸薬師通)に展示することを発表。「京都にちなんで大作描いてます。あんまりね、京都浮かばないんですよね」などとちぐはぐなコメントで笑わせ、でも、「おかけんたプロデューサーをビックリさせるような作品を描いてます! ドゥーン!」と最後までギャグで笑わせた。
最後は今くるよが「どやさ」締め
ピース又吉も同じく誓願寺で「又吉直樹×『文学』の世界」と題した展覧会を開催予定。芥川賞受賞作「火花」の表紙を飾る西川美穂の作品「イマスカ」や、又吉が考えた奇想天外な四字熟語を書道家の田中象雨が書く「新・四字熟語」といった作品が展示されるという。 最後には、京都出身の今くるよがスペシャルゲストとして登場。映画にまつわる思い出を語り、最後は「これからも文化と映画とお笑いをつなぐ架け橋ガールでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」「どやさ!」と締めくくった。 プログラムなど詳細は「京都国際映画祭2015」オフィシャルサイトにて。 (文責/フリーライター・北代靖典)