中ロ首脳「全方位で協力」 国交75年、北極海編隊航行
【北京共同】中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は2日、国交樹立75年を迎えたことを受けて祝電を交換した。習氏は「両国関係を前進させ、全方位の協力を絶えず切り開く」と表明。プーチン氏は中ロ関係は「歴史上最高レベルだ」と強調した。中国外務省が発表した。 中国海警局は2日、中国とロシアの公船が編隊を組んで北極海を航行したと発表した。中国海警局の公船が北極海を航行するのは初めて。中国はウクライナに侵攻したロシアと経済や軍事を含むあらゆる面で連携を強化し、日米欧との溝が深まっている。 1949年10月1日に中華人民共和国が成立すると、旧ソ連は翌日に国家承認し、国交を樹立した。