今後は“日本の地方都市”に注目…海外インフルエンサーが北陸ツアー 金沢では兼六園や21世紀美術館等へ
石川テレビ
金沢、北陸から世界に発信です。北陸の魅力をさらにアピールするため、16日、金沢市内を訪れたのは爆発的な影響力を持つ人たちです。 秋末アナ: 「兼六園にやってきたのは海外のインフルエンサーたち。その発信力で、北陸の魅力を海外にアピールすることに期待がかかります。」 16日、金沢市の兼六園を訪れたのは香港やオーストラリアなど世界各国の出身で現在、日本で生活しているインフルエンサー6人です。インフルエンサーとはソーシャルネットワーキングサービスSNSで大きな影響力を持つ人たちのこと。能登半島地震からまもなく1年を迎えることからインバウンドの誘客を専門に行う団体日本政府観光局が北陸の魅力を再発信しようと今回のツアーを企画しました。 こちらは香港出身、「信子(のぶこ)」の名前で活動するヒヤシンスさん。 ヒヤシンスさん: 「フォロワーは12万です」 YouTubeの登録者数は12万人以上を誇り、日本の文化や美しい景色を香港などアジア圏の人々に発信しています。 秋末アナ: 「どうしてここを撮影したんですか?」 ヒヤシンスさん: 「きれいです。橋があって、水があって、森というか植物があってこういう景色いいじゃないですか。絵みたいです。」 秋末アナ: 「日本の観光客の方はここはあんまり注目しないかも。よりきれいな場所もまだありますけど、今の瞬間も撮りたいです」 日本には8年ほど住んでいるということですが独特な視点で情報発信を行います。今年、日本を訪れた外国人の数は10月末時点ですでに3000万人を突破。過去最多になると見込まれています。こうした中、海外から注目されているのは金沢のような地方都市だといいます。 日本政府観光局 企画総室 竹中理登室長: 「一度ゴールデンルート、東京、京都、そこは行ったのでリピーターとして今度は北陸に行ってみたいだとかそういう方々もいらっしゃると聞いていて、色んな世界の方々が北陸地域に関心を持たれているのではないか」 一行は17日、金沢21世紀美術館を訪れるほか、今月21日まで新潟を含めた北陸4県の観光地などを巡る予定です。
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