楽天・田中将大が衝撃退団 36歳決断「新たなチームを探す」 あと『3』と迫る日米200勝へ「今年投げられなかった分、さらにしっかりと投げて戦っていきたい」
今季年俸は2億6000万円プラス出来高払い。石井SDは2025年の契約内容について、「守秘義務があるからいえない」と前置きした上で「減額制限を大幅に超えた事実はある」と、契約交渉でダウン提示したことを明かした。減額制限を超える大幅減俸を提示して、選手の同意を得られない場合、保留権を手放さなければならない。協議の結果、最後は田中将から自由契約の申し入れがあったという。今後、他球団との移籍交渉が可能となる。
「もう来季に向けてもスタートしていますし、今年投げられなかった分、さらにしっかりと投げて戦っていきたい」と時折言葉を詰まらせながらファンにメッセージを送った。日米通算200勝にあと3勝に迫る右腕が、戦いの場を求めて大きな決断を下した。(広岡浩二)
★野球協約第92条(抜粋)
(参稼報酬の減額制限) 次年度選手契約が締結される場合、選手のその年度の参稼報酬の金額から以下のパーセンテージを超えて減額されることはない。ただし、選手の同意があればこの限りではない。(中略)
(1)選手のその年度の参稼報酬の金額が1億円を超えている場合、40%までとする。
(2)選手のその年度の参稼報酬の金額が1億円以下の場合、25%までとする。