名門桜花学園が誰でも入れる“第2のバスケ部”誕生を発表…3x3をプレーできる新コートも完成間近
桜花学園高校(愛知県)は8月20日、誰でも入れる一般生徒向けの“第2のバスケットボール部”が誕生したことを発表した。 桜花学園は髙田真希をはじめ、山本麻衣(トヨタ自動車アンテロープス)や馬瓜エブリン(デンソーアイリス)など多くの日本代表選手を輩出する全国屈指の強豪校。チームは推薦を受けた特待生で構成されているため、一般生徒にはバスケットボールを楽しめる環境がなかったという。 ただ、以前から一般生徒による「バスケがしたい」との声があったようで、新コートと第2のバスケ部創設を企画。校内で説明会を実施すると、7月より活動を開始し、週1回、月曜日の練習に最大10名ほどが参加しているという。 本チームのコーチ2名が指導を担当。初心者が約半数いながらも、楽しみながら本格的な指導を受けて練習しているようだ。現状は兼部メンバーがほとんどで、競技を楽しむことを重点に置きつつ、一般参加の3x3ゲームなどに参加予定。2025年度からは登録を行い、私学大会や市⺠大会への出場も目指すという。同校はリリースを通じて「バスケができる環境を整えることで、進学先を検討する中学生の皆様の選択肢を広げ、新たなスター選手の発掘に繋がればという想いもあります」とコメントした。 26日に3x3をプレーできる新コートが完成予定。選手たちは9月から新コートで練習を実施するようだ。
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