『アシスタント』のキティ・グリーン監督と再びタッグを組んだ、主演ジュリア・ガーナーのインタビュー映像公開 映画『ロイヤルホテル』
『アシスタント』の監督キティ・グリーン&主演ジュリア・ガーナ―が再びタッグを組んだフェミニスト・スリラー、映画『ロイヤルホテル』。この度、本作で主演を務めたジュリア・ガーナーのインタビュー映像が公開された。 本作は、オーストラリアの荒野にたたずむ「ロイヤルホテル」という名のさびれたパブを舞台に、ワーキング・ホリデーに来た女性2人に襲い掛かる悪夢を描いた新感覚のフェミニスト・スリラー。フィンランドの女性バックパッカー2人がオーストラリアに実在するパブで住み込みで働き、その際にハラスメントを受けたことをドキュメンタリー映画化した『Hotel Coolgardie(原題)』を見たキティ・グリーンが、そこからインスピレーションを受け、『アシスタント』の主演ジュリア・ガーナーやスタッフを再集結させて作り上げた。 キティ・グリーン監督は、本作の舞台にもなったオーストラリア・メルボルン出身。『Ukraine Is Not a Brothel』でドキュメンタリー監督としてデビュー。Netflixオリジナル『ジョンベネ殺害事件の謎』を手掛け、2017年に巻き起こった#MeToo運動に自身初の劇映画の題材を見出し、職場におけるハラスメント問題を題材にした『アシスタント』で初の劇映画を作り上げた。 この度公開されたのは、本作の主演を務めたジュリア・ガーナーのインタビュー映像。キティ・グリーン監督と2回目のタッグを組んだことについては、前作の『アシスタント』に出演した経験から、脚本を読む前から乗り気だったという。「脚本を読んでみて、再確認し 二つ返事で受けた。監督とのタッグが組めることがうれしくて すぐに返事をした」と笑顔で語る。また、グリーン監督のことを「すばらしい芸術家であり優しい人でもある」と絶賛。さらに、本作のアクションシーンはスタント無しで行ったと明かした。 映画『ロイヤルホテル』は、2024年7月26日(金)より全国順次公開。
otocoto編集部
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