白石平野で七夕コシヒカリの収穫始まる 天候に恵まれ 出来は上々
白石平野で栽培されている超早場米「七夕コシヒカリ」の収穫が始まった。天候に恵まれて出来は上々で、8月5日から店頭に並ぶ。 白石町堤の溝口秀昭さん(65)の水田では、虫を狙うツバメが舞い、白サギも見守る中をコンバインが走った。溝口さんは「今年はきれいか」と、実がそろって収量も多そうな作柄を笑顔で語り、厳しい暑さの中でコンバインの冷房を効かせて刈り取りを進めた。 刈り取りや田植えは品質をそろえるために時期が決められている。8月4日までに収穫を終え、5日の出荷式を経て販売が始まる。昨夏の猛暑による高温被害で昨年産米の供給量が減っており、高値も期待されている。(小野靖久)
小野靖久