中京大・高木快大、初詣で立てた2つの誓い ヤクルト1位・中村優斗の助言で下半身強化【愛知大学野球】
今秋のドラフト候補である愛知大学野球リーグ1部の中京大・高木快大(はやと)投手(3年・栄徳)が6日、愛知県豊田市内での新年の初練習に参加。昨年12月31日に京都・清水寺に”フライング初詣”して、大学最終年に向けて「日本一になる」「ドラフト1位でプロになる」という2つの誓いを立てたことを明かした。 この日はあいにくの大雨となり、集まったナインは自主練習に励んだ。新チームの主将に就任した高木は「2025年は中京大学が日本一になる年」とチームの仲間に呼びかけた。 高校時代までは無名だった右腕は大学での3年目だった昨年に注目度を上げた。春季リーグの開幕試合の名城大戦で完全試合を達成するなどしてリーグ優勝に貢献して、6月の全日本大学選手権では8強入り。夏には初の侍ジャパン大学代表に選ばれた。 しかし、秋季リーグは自己最速の153キロをマークしながら不調。冬場は大学日本代表のチームメートだったヤクルトのドラフト1位右腕・中村優斗投手(愛工大)の助言も参考に、下半身中心のウエートトレーニングで約5キロ増量。最速160キロを誇る同リーグの先輩からも「1位で行くしかないぞ」と背中を押され、平均球速アップを目指す。「チームを勝たせて日本一になることが一番のアピールになる」。二兎(にと)を追って二兎を得る1年にする。
中日スポーツ