【40代・50代こそ知ってほしい】断捨離®は片づけのノウハウではなく「生き方指南」/断捨離トレーナー大澤ゆう子さん
●冷蔵庫の上・中段はつねに空にする
「実は断捨離には『モノの断捨離』と『汚れの断捨離』のふたつがあります。モノの断捨離は、モノを絞り込み、棚にしまう作業。汚れの断捨離は、掃く・拭く・磨く。つまり掃除ですね。このふたつはセットで、一方だけやればいいというものではないのです」
こちらは断捨離を知った後の押し入れ。大澤さんの服はこれがすべて。今の季節に着るものをハンガーにかけ、シーズンオフの服は簞笥の中に。衣替えはハンガーの服と簞笥の中を入れ替えて完了。 「自分が管理できる量のモノを、お手入れしながら使う生活の心地よさ。掃除がしやすく、モノの出し入れがラクな家の快適さ。私は断捨離で、その両方を手に入れました」
断捨離とはどんなメソッド?
断捨離®とは、やましたひでこさんがヨガの行法(ぎょうほう)哲学「断行・捨行・離行」に着想を得、提唱した自己探訪メソッド。「断行・捨行・離行」の3つの頭文字を合わせた「断捨離」は、その考えを日常生活の片づけに落とし込むことで、誰もが実現できるものとなっている。 手元に残すモノを厳選し、モノを手放す作業を重ねることで、結果、モノに限らずその人にとって不要・不適・不快なものを除き、ごきげんな人生を自分の手でクリエイトできるように。今や、日本だけではなく世界中に広まっている。 【話してくれたのは】 大澤ゆう子さん 断捨離トレーナー。群馬県生まれ。長年、大手ハウスクリーニング会社の代理店を経営。2012年に第一期断捨離トレーナーとなり、これまで3000人以上のお宅の悩みに向き合ってきた。「ウチ、“断捨離”しました!」(BS朝日)に“ピカピカの魔術師”として、たびたび登場している ※断捨離はやましたひでこさんの登録商標です 写真/本人提供 取材・原文/上田恵子
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