スズキ、初のEV公開 「eビターラ」、トヨタにも供給
スズキは5日までに、同社初の電気自動車(EV)となるスポーツ用多目的車(SUV)「eビターラ」をイタリア・ミラノで公開した。 トヨタ自動車にもOEM(相手先ブランドによる生産)供給する世界戦略車で、2025年夏ごろから欧州やインド、日本などで順次発売する。価格は明らかにしていない。 モーターなどの主要部品はトヨタ、ダイハツ工業と共同で新開発。加速性能に優れ、1回の充電で約400キロ走行可能という。鈴木俊宏社長は4日、ミラノで開いた発表会で「(温室効果ガス排出を実質ゼロにする)カーボンニュートラル実現へ重要なマイルストーン(節目)となる」と述べた。