【シュッと締まった、若々しい後ろ姿に】一発で見た目も変わる、肩コリ&巻き肩解消ストレッチ
肩コリや巻き肩が癖になって上半身の左右がいつも丸まっていませんか?背中が丸まっていると暗く老けた印象に見られてしまいます。今回は肩コリや巻き肩の原因を解説しながら、姿勢改善・後ろ姿の美人度をアップするエクササイズをご紹介します。 ◆写真で詳しいやり方を見る→一発で見た目も変わる、肩コリ&巻き肩解消ストレッチ ■あなたの後ろ姿、大丈夫? 悪姿勢が原因で筋肉の凝りが癖になってしまっている人はとても多く、自分の背中が丸まっていることに気づかないことがほとんどです。下着やウエアからはみ出たお肉にもなかなか気づきにくい。時折セルフチェックをするようにして、自分の姿勢を客観的に見るようにしましょう。 ■僧帽筋が硬くなっているかチェックしてみよう 肩コリや巻き肩の原因は僧帽筋の凝りです。凝って硬くなっている筋肉は骨と硬く癒着しています。まずは、状態をチェックしてみましょう。日頃、肩コリや巻き肩の自覚がない人もぜひチェックしてみてください。 <やり方> 1)鎖骨を内から外側になぞ理、一番外端の上部に指を入れ込むようにして押す 筋肉には起始と停止があり、停止は筋肉の終わりの部分。僧帽筋の停止は鎖骨と繋がっています。鎖骨の外側上部を指で押してみて、痛みを感じるようだったら僧帽筋との癒着があるので筋肉が硬くなっている証拠です。 ■慢性的な肩コリ・巻き肩を解消!簡単セルフマッサージ 今回は慢性的な肩コリや巻き肩に悩んでいる方におすすめのセルフマッサージ&ストレッチをご紹介します。順を追ってやっていただくとより効果的ですので、ステップごとにゆっくり進んでいきましょう。 ■■STEP1:僧帽筋と鎖骨の境目をセルフマッサージ セルフチェックで触ってみた、鎖骨と僧帽筋の境目をユラユラ揺らしたりして癒着をとりましょう。僧帽筋全体が動きやすくなりほぐれやすくなります。 <やり方> 1)鎖骨を内から外側になぞって行き、一番外端の上部に4本指を入れ込むようにして押す 2)僧帽筋と鎖骨の間を引き離すように左右にユラユラ揺らす 10往復くらいが目安ですが、癒着による痛みや違和感がある箇所があったら、重点的に行うと更に効果的です。 ■■STEP2:僧帽筋の後ろ側はストレッチでほぐす 僧帽筋の後ろ側の停止部分は肩甲骨と繋がっているので、肩甲骨を開いたり間の筋肉を使ったポーズをすることで活性化されます。 <やり方> 1)四つ這いの状態で両肘を外に開き、腕を前後に合わせて床に置く 2)息を吐きながら腕や肘で床を押し、背中を丸めキャットポーズのように肩甲骨を開く 3)息を吸いながらカウポーズのように背中を逸らす 4)2)と3)を呼吸のペースで5回繰り返す ■■STEP3:僧帽筋の後ろを使って背中を引き締める <やり方> 1)うつ伏せの状態から両手を頭の方向に伸ばす 2)息を吸いながら両手足先を床から持ち上げる 3)背面の筋肉を意識しながら、できるだけ高い位置で3呼吸キープする 4)息を吐きながら、下ろす ライター/魚澄トモ(ヨガ講師、アーユルヴェーダセラピスト)
魚澄トモ