学生日本一、男子128人争う 常陸宮杯ゴルフ 片山津GCウエストで開幕
学生ゴルフ最高位の大会となる常陸宮(ひたちのみや)杯第3回全日本大学ゴルフ選手権・常陸宮妃杯全日本女子大学ゴルフ選手権(北國新聞社特別協力)は5日、加賀市の片山津ゴルフ倶楽部ウエスト(旧西コース)で開幕した。男子の常陸宮杯には23大学の精鋭128人が出場し、学生日本一の栄誉を懸けて熱戦を繰り広げた。 【写真】3オーバーの73で初日を終えた山下=加賀市の片山津ゴルフ倶楽部ウエスト 日本学生ゴルフ連盟が主催し、日本ゴルフ界では唯一、皇族から下賜された杯を競う大会として2022年に創設された。「学生ゴルフの聖地」を目指し、片山津GCウエストが舞台となっている。 ●女子、6日から 常陸宮杯はいぬわしコース(6695ヤード、パー70)で8日までの4日間、15大学がエントリーした女子の常陸宮妃杯はあすなろコース(6203ヤード、パー72)で6~8日の3日間となる。各日18ホールを回り、団体優勝とMVP獲得を狙う。男子の初代MVPには蟬川泰果(せみかわたいが)プロ(東北福祉大OB)が輝いている。 男子では、パリ五輪4位と健闘した山下美夢有(みゆう)の弟で、ナショナルチームに選出された山下勝将(まさゆき)(近大4年)、同じくナショナルチームメンバーで昨年の日本学生選手権を制した小林匠(大阪学院大2年)ら学生のトップ選手が挑んだ。