【MLB】 フィリーズ敗れる ドジャースのリーグ最高勝率・PO第1シード確定 ギャロに痛恨3ラン被弾
【フィリーズ3-6ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
日本時間9月29日、フィリーズはナショナルズに3対6で敗れ、リーグ最高勝率でシーズンを終える可能性が消滅。ドジャースがナ・リーグ最高勝率でシーズンを終えることが確定し、プレーオフでの第1シードを確保することとなった。試合はナショナルズのマッケンジー・ゴア、フィリーズのザック・ウィーラーがそれぞれ好投。8回表にフィリーズが0対2のビハインドから同点に追いついたものの、8回裏にナショナルズは4点を勝ち越して勝利した。 【動画】フィリーズ・ウィーラーが11三振奪う フィリーズがザック・ウィーラー、ナショナルズがマッケンジー・ゴアの両先発で始まった試合は投手戦に。ゴアが6回無失点9奪三振の好投を見せると、ウィーラーもナショナルズの2番ジェームズ・ウッドに浴びた9号2ランのみに失点を抑え、6.1回2失点11奪三振の好投だった。ウィーラーは今日の登板でちょうどシーズン200イニングに到達。年間通して32先発16勝7敗、防御率2.57、224三振と、サイ・ヤング賞候補に上がるパフォーマンスを見せた。ウィーラーは今日11個の三振を奪ったものの、奪三振のほか投手三冠を現在手中にしているクリス・セール(ブレーブス)の225個にわずか1個及ばないという結果に。ウィーラーはイニング数でセールに大差を付け、その他にもセールをしのぐスタッツがあるものの、サイ・ヤング賞投票ではまたしても後塵を拝することになりそうだ。 ナショナルズが2対0でリードして迎えた8回、フィリーズは2番トレイ・ターナーが21号2ランを放ち、試合を同点に。続く8回裏は信頼厚いジェフ・ホフマンを投入したものの、ホフマンが4失点を喫する炎上。先頭の新人ウッドに三塁打を許したのを皮切りに、打率.164の7番ジョーイ・ギャロにダメ押しの10号3ランを浴びた。フィリーズは今日の敗戦によって、残り1試合でドジャースの戦績を超える可能性が消滅。ナ・リーグのプレーオフ第1シードはドジャースで確定した。ドジャースはプレーオフでは地区シリーズからの登場となり、ワールドシリーズまでホームフィールドアドバンテージを有することになる。