【陸上】元五輪代表の中村明彦氏が母校・中京大の混成アシスタントコーチに就任「恩返しできる機会がいただけて嬉しい」
1月26日、昨年に現役を退き、スズキアスリートクラブのヘッドコーチに就任した中村明彦氏が自身のSNSで、中京大の混成アシスタントコーチに就任したことを明らかにした。 中村明彦 母校・中京大で最後の十種競技「ありがとうございましたでは足りない」 中村氏は愛知・岡崎城西高から中京大に進学。12年には400mハードルでロンドン五輪に出場を果たした。その後、十種競技では14年に日本人2人目の8000点超えをを達成したほか、16年の日本選手権では8180点の自己ベスト(日本歴代2位)をマークして初優勝。同年のリオ五輪代表に出場している。 日本選手権ではその後、17、20、21年と合計4度の優勝を飾ったが、ケガなどもあって昨年の日本選手権前に引退を表明。10月に中京大で惜しまれながら引退試合を行った。 中村氏はSNSで「中京大陸上競技部の混成アシスタントコーチになりました。スズキでの業務・活動の傍らとなりますが、十種競技のスタートからゴールまで支えてくださった中京大に恩返しできる機会がいただけて嬉しいです」と綴っている。
月陸編集部