「オマエ(清宮海斗)の事がずっ~~~と嫌いだったんだよ」小澤大嗣、衝撃のヒールターンにファン戦慄
団体を支え続けた大ベテランの引退の花道で、弟子と師匠の記憶に残る名勝負。全てがきれいに終わる…はずのエンディングを新世代の異端児がぶち壊した。王者を背後から松葉杖で強襲、どさくさ紛れに「(コイツには)同棲している彼女がいる」と個人情報を暴露するなど、非常識すぎるヒールターンにファンも騒然となった。 【映像】ファンに戦慄が走った衝撃のヒールターン 11月17日に名古屋ドルフィンズアリーナで行われたプロレスリング・ノア「齋藤彰俊引退記念大会 Deathtiny」。メインで杉浦貴を撃破した清宮海斗に、小澤大嗣が突如反旗を翻して清宮を襲撃。さらにファン界隈をも揺るがす「清宮の個人情報を暴露」するという予想外の爆弾を投下した。 ただの闇落ちではなく、社会人としてのマナーを知らない新世代が全部をぶちまけた。この日清宮は、師匠にあたる杉浦との激闘をフィニッシャー「変形シャイニング・ウィザード」で制し、6度目の防衛に成功。さまざまな想いが去来するなか、引退試合を終えた斎藤に「斎藤さん安心してください!ノアには自分がいます!」さらに「杉浦さんの大きな背中を見て自分は育ってきました。これからはこのノアを清宮海斗と若い力に任せてください!」と功労者たちへの力強いマイクを行った。 最後は「ニュージェネレーション革命の始まりだ!ALL REBELLION、全てはノアのために!」と絶叫。希望に満ちた大団円で、選手、観客、視聴者の全てが気持ち良くエンディング。そんな多幸感あふれる場面で、足を引きずりリングインしていた小澤が松葉づえで突如、背後から清宮の後頭部を襲撃。反体制軍団「TEAM 2000 X」の面々がテーマ曲とともに登場し、小澤に”闇落ち”を意味する黒い松葉杖を手渡す「造反の儀」を済ませると、清宮を袋叩きにした。 バックステージで小澤は「お~い清宮~びっくりしちゃったぁ???」とニヤケ顔で第一声。その後「お~い、オレはオマエの事がずっ~~~と嫌いだったんだよ」と本音を吐露。ここまではプロレス界でよくある”私怨からのヒールターン”といえるが、今回の小澤はひと味違う。 「オレはみてきたぞ、オマエのせいで何人、何十人と練習生、ノアの選手たちが辞めていったのか」「オレもオマエの被害者の一人だ。オマエの練習に付き合わされて。無理やり投げられて、あばらヒビいっちゃったこともあったなぁ」。幾つものケガの過去をぶちまけ「アイツはとんだDV野郎です」と嘘か本当か…清宮の数々のパワハラを大暴露。 さらに小澤はこれに飽き足らず「どうせオマエ、家に帰ったら同棲している彼女に慰めてもらうんだろ?」とプライベート情報をさりげなく晒して“全清宮推し”を震撼させる爆弾を投下。ここまで来ると単なる私怨系ヒールではなく、悪趣味な暴露系ガーシーならぬ”ザーシー”状態。ファンも「同棲した彼女がいるんだ???」「恐ろしい子」「おいおいそれはやばいって…」と同様。「いや会社がOKしたんだからネタだろ」とフォローの声も聞こえるが、もはや後の祭りだ。 コメント後の解説陣は全員ドン引き。「週刊プロレス」の井上光記者は「暴露系プロレスラーですか…」と苦笑い。ゲスト解説の武藤敬司は、清宮推しのまつきりなに開口一番「おい、まつき、清宮同棲してるってよ…オマエ聞いたとき顔色変わってたな」と一番デリカシーのないツッコミ。井上記者は「小澤選手が勝手に言ってるだけですから…」と、真偽が定かではない小澤のぶちまけた爆弾の処理に必死だった。
ABEMA TIMES編集部