【凱旋門賞】右も左も分からないサウスウェル競馬場で優しさに触れる…イギリス大好き！／三嶋まりえ奮闘記
【凱旋門賞／三嶋まりえ奮闘記・第１回】
２０日はシティオブトロイの公開調教の取材のために、サウスウェル競馬場へ。知らない場所、知らない人…。分からないことだらけの私に、まず声を掛けてくれたのが地元メディアのエマです。日本から来たことを伝えると「なんでも聞いて」と満面の笑み。マジで後光が差しているように見えました。 【写真】笑顔でファン対応するライアン・ムーア と同時に、「うちのガイズが取材に行くかも」とも。日本から来たメディアが物珍しかったのか、滞在の予定やＢＣクラシックについてなどいろいろと聞かれました。普段取材を受けることはなかなかないので、貴重な体験。どこに載っているかはよく分からないので、見つけたら教えてくださいね！
〝アイスマン〟ライアン・ムーアを直撃すると…
そうこうしているうちに、シティオブトロイの公開調教は大盛況で終了。取材の時間が始まったわけですが…。エイダン・オブライエンもライアン・ムーアもサイン攻めにあっていて、なかなか取材が始まらない。その間にエイダンとライアン、どっちが聞きたい？と問われ、「どっちも取材したいけど、ライアンかな」と答えると「う～ん。ハードかもね」と苦笑いのエマ。あまり笑顔を見せないことから〝アイスマン〟の異名を持つライアンだけに、一筋縄ではいかなさそうです。 でも、ここまで来たら、取材するしかありません。「日本のメディアなんですけど…」と話しかけると、「Ｈｏｗ ａｒｅ ｙｏｕ？」とライアン。質問で精いっぱいでスルーしてしまったのは心残りですが、私に分かりやすいように、ゆっくり丁寧に答えてくれたライアンの神対応に、すっかり心を奪われてしまいました。ライアンかっこい～！！ その様子を撮っていてくれたのは、地元メディアのモリー。一目散に私のところに来て「写真を撮ったからあげるね」と。ああ、みんな優しい…。不安でいっぱいだった今朝がウソのよう。この一日でイギリスが大好きになりました。
三嶋 まりえ
