前日計量一発クリアも、安保瑠輝也とカリミアンの間で起きた見過ごせない“16.6”に困惑の声「本気でヤバい」「選手生命に影響も…」【RIZIN】
12.31「RIZIN DECADE」
大晦日の格闘技イベント「RIZIN DECADE」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が行なわれる。12月30日には前日計量が実施され、「雷神番外地」のメインカード(100キロ契約、2分6回戦)を務める元K-1ワールドGPスーパーライト級王者の安保瑠輝也が81.15キロ、対戦相手である同クルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン)が97.75キロで一発クリアを果たしたが、計量時点で両者の”体重差”が小さくない話題となっている。 【動画】大晦日の大一番!RIZIN DECADEの公開計量 計量後に記念撮影でポーズを取った2人は、向かい合ってフェイスオフを求められたが、カリミアンはこれをガン無視。安保の方を一切向かず、イラン戦士は客席に向けて手を振り、さらには投げキッスまでするサービスっぷりで会場を沸かした。 予想外の肩すかしを食らい、困惑した安保は相手の顔をのぞき込み苦笑いを浮かべながら、「対戦相手が替わった中で、俺の試合を見たいと思ってくれてるファンの方がいるんで全力で闘います」と意気込みを熱く語った。続けて、「シナ・カリミアンは急におとなしくなって真面目ぶったこと言ってるけど、対戦相手が替わったなかで舞台が用意されただけの、デカいだけのサンドバッグなんやから、明日は派手にぶっ倒れとけ!」と言い放ち、「また明日な、巨人」とカリミアンを挑発。早くも先制口撃をぶちかまして、ステージを降りた。 26日に急きょ発表された、この代替カード。第1部のメインカードとして設定されているが、ネット上では両者の体重差が計量時で「16.6キロ」もあることに、いささか不安の声が上がっている。 「この体重差で本当にやるの?」 「もう少し安保に歩み寄る契約体重も考えられたと思うが...」 「波乱が起きそうな予感」 「男気とかそんなカッコいい話じゃないぞ。本気でヤバい」 「選手生命に影響を与えかねない試合になるかも」 安保は当初ライアン・ガルシア(米国)と激突する予定だったが、ガルシアが練習中に右手首を負傷しドクターストップとなったため、試合は延期になった。 2024年の格闘界を締めくくるビッグイベント。身長200センチのカリミアンと180センチの安保の試合は、どんな結末を迎えるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部