「カープファンが味方になるのは頼もしい」現役ドラフト2巡目・鈴木健矢が入団会見。緩急ある投球が武器のアンダースロー右腕
カープは23日、マツダ スタジアムで現役ドラフト2巡目で獲得した投手・鈴木健矢の入団会見を行った。 【写真】同じく現役ドラフトでカープに移籍した山足達也 シックな赤いネクタイで会見場に現れた鈴木は、「連絡を受けたときはびっくりして、一瞬頭が真っ白になった。今は『カープのために頑張る』という気持ちです」と指名直後の率直な心境を明かした。自分自身の武器としては「武器は緩急のある投球です。アンダースローというスタイルもなかなかないと思うので、そういうところを活かしていきたい」と意気込む。もともとはサイドスロー投手だったというが、日本ハム・新庄剛志監督のアドバイスで2022年からアンダースローに転向。それまでは中継ぎでの登板が多かったが、アンダースロー転向を機に先発としても登板機会を増やし、2023年には全24試合のうち、12試合で先発登板していた。 カープファンへの印象は、「交流戦で登板した時、スタンドが真っ赤に染まっていて、応援にも威圧感があって対戦相手としては非常に投げづらかった。これからはこの応援が味方になると考えると、すごく頼もしい」。 「先発も中継ぎもできる。行けと言われたところで仕事をするのが僕の仕事だと思っているので、カープの優勝に貢献できるように精一杯頑張ります」と、新天地での決意を語った。
広島アスリートマガジン編集部