新年迎える準備ですす払い 千葉県成田市〔地域〕
毎年多くの初詣客を集める成田山新勝寺(千葉県成田市)で13日、新年を迎える準備として恒例の「すす払い」が行われた。僧侶や職員らがお参りを妨げないよう、早朝から集まり、1年の汚れを丁寧に落とした。 広さ296畳の大本堂では約40人が参加。約1時間を費やして、仏像や仏具を拭ったり、畳をほうきがけしたり、欄間や軒下を約8メートルのササ竹で払ったりと作業を進めた。 清水照住本堂課長は「仏様が新たな1年を迎えるきれいな姿になるようにと思ってすす払いをした。来年は皆さまが幸せで心豊かに毎日が過ごせるような平和な年になれば」と話した。正月三が日は約300万人の参拝客が訪れる見通しという。