【オリス】世界最古のクリケットクラブとのパートナーシップを超えたコラボ! 経年変化が楽しめる限定ブロンズケースウオッチ
ローズ球場の「ファーザータイム」がモデル名の由来
モデル名である「ファーザータイム」とは、MCCがオーナーを務めるロンドンのクリケット専用スタジアムであるローズ球場の“風向計”のこと。「ファーザータイム」と命名された風向計は1926年に設置されたもので、クリケットファンの間ではローズ球場とクリケットのシンボルとして親しまれている。なおオリスは2023年、同球場史上初のオフィシャルタイムキーパーに就任している。
オリスとの良好なパートナーシップについて、MCCのガイ・ラベンダー代表は次のようにコメントしている。 「オリスは、MCCとローズ球場にとって初めてのオフィシャルタイムキーパーです。考えてみれば236年の歴史上、一度もオフィシャルタイムキーパーを持たなかったことが不思議です。2023年6月にオリスをタイムキーパーとしてパートナーシップを組んだことは、当球場にとってマイルストーンとなる喜ばしいことです。クリケットの世界で最も親しまれている、アイコニックな風向計の『ファーザータイム』と共に、オリスのロゴが掲示されることは素晴らしいことだと思います」
風向計の設立年にちなんだ1926本限定
「ファーザータイム リミテッドエディション」はスイス製の自動巻きムーブメント、オリスキャリバー754を搭載し、ブロンズ製ブレスレットの他にチェルボボランテによるサステナブルな製法によって作られた鹿革ストラップが付属。そして「ファーザータイム」が球場に設置された1926年にちなんで、1926本のみの限定生産となっており、ステンレススチール製のケースバックにはファーザータイム風向計のイメージレリーフと限定ナンバーが刻印されている。 オリスとMCCの象徴同士を掛け合わせ、特別な関係性から生まれた「ファーザータイム リミテッドエディション」。有り余る魅力の限定タイムピースに、世界中の時計コレクターからクリケットファンまでが熱視線を送るに違いない。
オリス「ファーザータイム リミテッドエディション」
Ref.754 7741 3161-Set 45万1000円 スペック:自動巻き(Cal.オリス754)、38時間パワーリザーブ。ブロンズ製マルチピースケース&ブレスレット(チェルボボランテ鹿革ストラップが付属)。サファイアクリスタル風防(内面反射防止加工)。直径40mm。5気圧防水。世界限定1926本。 ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/三宅裕丈
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