【オリス】世界最古のクリケットクラブとのパートナーシップを超えたコラボ! 経年変化が楽しめる限定ブロンズケースウオッチ
高品質で手に取りやすい価格の機械式時計を得意とするスイスブランド【オリス(ORIS)】が、新作「ファーザータイム リミテッドエディション」を発表した。世界最古のクリケットクラブ「MCC」とのパートナーシップを表す本機の価格は45万1000円(税込)。1926本の本数限定モデルとなっている。 【関連画像】ローズクリケット場の風向計
オリスと強いパートナーシップで結ばれる「MCC」
オリスはMCC(メリルボーン・クリケットクラブ)とのパートナーシップの証として、ブランドのアイコンコレクション「ビッグクラウン ポインターデイト」の限定仕様となる「ファーザータイム リミテッドエディション」を発表した。本機の詳細を解説する前に、先ずはオリスとMCCの繋がりについて触れたい。MCCは、クリケット発祥の地であるイギリスで生まれた世界最古のクリケットクラブであり、長年にわたってクリケットルールの管理も行っている団体である。オリスと同様に社会貢献に強い関心を持っており、教育やスポーツのイベントをはじめ、幅広い社会貢献プログラムを共同で展開している。
2022年には、オリスのチェンジ・フォー・ザ・ベターデイ活動の一環として行われたロンドン市街のプラスチックごみ回収活動にMCCは協力。さらに国連が提唱する17の持続可能な開発目標に対するコミットメントも共有し、世界全体の社会及び環境活動へ貢献することを共通の目標としている。オリスの最新作となる「ファーザータイム リミテッドエディション」は、名だけのコラボレーションではなく、オリスとMCCの強固な絆を具現化したスペシャルピースといえる。
ビッグクラウン ポインターデイトをブロンズケースの特別仕様に
「ファーザータイム リミテッドエディション」は、伝説的な航空時計をルーツとするビッグクラウン ポインターデイトがベースモデル。細かい刻みが入ったコインエッジベゼルやコブラ型の時針といったクラシカルな意匠に、第4の針となる専用針が文字盤外周に印された日付を指し示すポインターデイト機能を搭載。さらにレザー手袋をはめた状態でも操作しやすいように開発されたビッグクラウン(大型リューズ)を備える。これらのシンボリックなディテールを残しつつ本機は、40mm径のマルチピースケース、コインエッジベゼル、そしてビッグクラウンを鋳造ブロンズ素材とし、ビッグクラウン ポインターデイトではめずらしいホワイト文字盤とすることで、気品と洗練さを併せ持った外観としている。無論、ブロンズは経年変化するため、質感や色の変わりゆく様を楽しむことができ、自分だけのオリジナリティを感じられる一本とすることができる。
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