“子連れ入店NG”張り紙が物議 あおちゃんぺ「うまく分ければ仲良くできる」「何もしない親を見るにつれ嫌気がさしてしまった」
「まだ幼い息子を連れていろんな国を旅行したが、子連れでの旅行で一番ストレスを感じたのが『日本』です。子どもが泣いていたりすると、周りの『そのガキ黙らせろよ』というプレッシャーがすごいのよ」 【映像】物議を醸した張り紙のイメージ図 Xに投稿されたこのポスト。添えられた店の張り紙と思われる画像には、「しつけの全くできていない騒々しい子どもさんの入店は他のお客様のご迷惑となりますので、固くお断り申し上げます」との文字。 この投稿に賛否があがる中、「子どもが入れる店とそうじゃないお店があるのはいいことだと思う」と意見を表明したギャルタレントのあおちゃんぺが、『ABEMA Prime』で自身の考えを語った。
あおちゃんぺが2日にXに投稿したのは、「値の張る店にギャン泣きの子どもがいると最悪」「躾ができていない子どもをどこにでも連れて行く人がいるからこんな張り紙をされる」「静かにご飯を食べる権利はこちらにもある」といった内容。 その意図について、子どもの泣き声に不快感を抱くのは周波数に起因する本能的な反応だとし、「赤ちゃんはそうすることで周囲に世話をしてもらおうという仕組みになっているので、泣くのは当然のことだ」と説明。一方で、「親が注意したり、対応する様子や意思が見えれば我慢できる」との見方を示す。
西松屋チェーンの調べによると、外出中に子どもの行動などが原因で「申し訳ない」と感じたことがあるのは、母親が「頻繁にある」25%、「ときどきある」51%、父親が「頻繁にある」20%、「ときどきある」32%、半数以上が後ろめたさを感じている。 そうした状況を受け、あおちゃんぺは社会の"寛容さ"について次のように投げかける。「子どもが騒いでいる時に注意することが排除になってしまう。私はファミレスやフードコートは子どもがいる場所だと認識しているから、心の余裕が最大限にある時しか行かない。その上で、指摘しないことこそが許容だと思う」。 そのためには、適度な距離感が必要だと提案。「私も泣く子が耐えられなかったわけではなく、何もしない親を見てイライラしていくにつれ、そういう子どもに出会いたくなくなってしまった。一緒くたにその場にいるのではなく、うまく分けたり、良い距離感を保つことが、みんなが仲良くできる秘訣だと思う」との考えを述べた。(『ABEMA Prime』より)