よみうりランド 入園者7000万人達成 勤続30年以上のベテランスタッフが明かす映えスポットとは
東京・稲城市にある遊園地『よみうりランド』が22日、累計来園者数7000万人を突破し、記念式典が行われました。勤続年数30年以上を誇るベテランスタッフに、知る人ぞ知る映えスポットを伺いました。 【画像】開園60周年・よみうりランド “世界最高速コースター”など 歴史を振り返る 午前10時30分、記念すべき7000万人目の来園者となったのは、東京都港区在住の小林さん一家。4人が入園すると同時に巨大クラッカーが鳴り、花束がプレゼントされました。その後、小林さんたちは特設ステージで行われた記念式典にも参加。マスコットキャラクターのグッド&ラッキーから、記念証書のほか、オリジナルデザインの年間パスポート、クレープの1年間食べ放題券などが贈呈されました。
1964年3月19日にオープン、今年で60周年を迎えた『よみうりランド』。最高時速110キロで疾走する『バンデット』をはじめ、アトラクションは40種類以上。夏には『プールWAI』がオープンし、秋から春には、宝石色のイルミネーション『ジュエルミネーション』が楽しめます。 今回、よみうりランドで働き始めて32年というベテランスタッフの青木康司さん(54)に知る人ぞ知る映えスポットを伺いました。 働いていてよかったと思う瞬間について「記憶に残る1日をお届けできたとき」と語る青木さん。「春の桜が散った直後の若草色の園内」や「冬の積雪後のジュエルミネーション」など、季節ごとに魅力があるといいます。
中でも格別と語るのは「夏のプールから見える、西に広がる空の夕焼け」。観覧車を背景に雄大な夕焼けを見ることができます。
また、もう1つ夕焼けがきれいなのが「秋のサンセット観覧車」。特に「観覧車から見える丹沢山系・富士山越しに沈む夕日は感動もの」と教えてくれました。 ちなみに見るためにはコツがあるそうで「当日の日没時間と観覧車へ乗り込むタイミングが重要」ということです。
この秋には、総工費12億円、最高部の高さは59メートルという新観覧車もオープン予定。新たな映えスポットとして期待されています。