深夜に水道管が破裂して水漏れ…修理業者に頼んだら「5万円」を請求されました。これって正当な価格なんでしょうか?
夜中に水道管が破裂して水漏れが起こった場合、どこに依頼すればいいか悩む方もいるのではないでしょうか。ネットで検索すると24時間営業している業者を見かけますが、費用が気になって依頼までなかなか踏み切れないこともあるでしょう。 水道修理を依頼したら「高額請求された」というトラブルを耳にすることがあります。そのため、依頼した業者から請求された金額に対し「本当に適正価格なのだろうか」と疑問に思うかもしれません。今回は、水道修理業者に水漏れの修理を頼んだときの相場と、価格が適正でない場合の対処法を紹介します。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
水道修理の相場
まず水道修理の相場から見ていきましょう。水道修理と一口にいっても対応内容により異なります。水道管が破裂してしまった場合の金額を複数社で確認すると、2万円から5万円ほどの業者が多く見られました。 ■5万円程度が相場 多くの業者が水道管破裂の修理は2万円から5万円ほどの料金を提示しています。しかし、水道管が破裂したといっても、状況によって工事内容に違いが生じることがあります。そのため、修理費用が料金表を上回るケースがあることに注意が必要です。水道管が床下や壁に埋まっている場合は費用がよりかさむ可能性があるようです。 ■出張料がかかることもある 水道管の修理を依頼する際は、出張料も考慮する必要があります。依頼する業者が遠方から来る場合、修理費用に合わせて出張料を負担することがほとんどです。出張料も業者ごとに異なりますが、深夜の場合、別途料金が発生する可能性もあります。そのため、今回の質問にある「5万円の水道修理費」は高すぎるとはいえない可能性があるでしょう。 水道管が破裂すると、周囲が水浸しになり床の浸水や家具への影響が気になります。被害を最小限にとどめるためにも、早めの対処が必要です。相場を把握したうえで業者に見積もりを出してもらいましょう。
水道修理が高額な場合の対処法
修理費用が5万円程度であればおおむね相場程度であるため問題ありませんが、なかには10万円や20万円など、非常に高額な修理費用を請求されるパターンもあるようです。その場合、まず見積もり内容を確認したうえで、納得できなければ下記の対応を取りましょう。 ■支払いをその場でしない 料金に納得がいかない場合は、支払いをすぐに行わないよう注意しましょう。もしも不当に高額な請求をされていた場合、支払うと事態が悪化する可能性があるためです。支払いに納得がいかない場合は、最寄りの市町村や都道府県の消費者センターなどに相談しましょう。 なお、支払い期日が設けられている場合、期間中に支払うなど、適切な対応を取らなければ「費用を期日までに支払ってもらっていない」として、別の問題に発展する可能性があります。トラブルを悪化させないためにも、早めの行動がおすすめです。 ■事前に見積もりを確認してから依頼する 水道修理の前取りかかる前に見積もりを取りましょう。目の前で水漏れが起こっていると「早くなんとかしなければ」と考え、修理を優先しがちになるでしょう。しかし、修理後に高すぎる金額を請求され、上述の機関などに相談することになった場合、余計に手間と時間がかかります。 修理を依頼する際は、おおよそどれぐらいの金額がかかるのか、また最高でどれくらいの金額が見込まれそうかを事前に確認しておくことをおすすめします。