ふるさと納税返礼品に「佐藤錦」のオーナー権、収穫体験 東根市とJALが受け付け
東根市と日本航空(JAL)東北支社は11日、ふるさと納税の返礼品として、サクランボ収穫などを組み込んだ二つの体験型企画の受け付けを始めた。空港立地自治体の魅力発信、交流人口拡大などにつなげる。 サクランボ「佐藤錦」の成木のオーナー権は寄付額35万円で、定員は先着1人となる。想定収穫量は25~30キロで、来年6月に市内園地で収穫・箱詰め作業を体験する機会を設ける。JAL社員が箱詰めを手伝うほか、希望する送り先への配送などにも対応する。受付期間は来年5月10日まで。 もう一つの返礼品である山形空港バックヤード見学会は寄付額5万円で、機体を地上で移動させるトーイングカーの乗車体験などを予定する。定員は先着4人だったが、受け付け初日で申し込み上限に達した。 返礼品は、JALグループ運営のポータルサイト「JALふるさと納税」限定で取り扱う。問い合わせは市ふるさと納税サポート室050(8888)8971。