“手作り漬物”が消える? 国内屈指の漬物産地・愛知県 厳格化で生産者が9割減
JA愛知東の直売所などに漬物をおろす生産者は約50いるといいますが、現在、許可が取れているのは、たったの7。40以上の生産者が辞める可能性があるのです。 JA愛知東 菊地猛さん: 「この法改正にともなって、辞められる方や前もって出荷物を出す方もいて、徐々にこういう状況にはなっているのかな。(漬物は)地域の食というところの文化になる。そういうものがなくなるのは非常に残念だと思う」 こうした状況を受けて、自治体が支援に乗り出すケースも。「いぶりがっこ」が名物の秋田県では「秋田の文化を守るため」として生産者1人につき最大1000万円の補助を実施したところ、130件以上の申請につながったということです。 こうした支援も受けながら、昔ながらの味が、新たなルールのもとで守られていくことになるのかもしれません。