Wトップ下起用でメイソン・マウントが復活? 118億円の価値を示せるのか
ブルーノの最高の相方となれるか
エリック・テン・ハーグ氏を解任し、ルート・ファン・ニステルローイ暫定監督を経由してルベン・アモリム新体制をスタートさせたマンチェスター・ユナイテッド。『Mirror』によると、アモリム新監督はスポルティングCP時代に使用していた[3-4-3]のシステムをユナイテッドにも持ち込みたいと考えているようだ。 この布陣の特徴はストライカーの下に10番が2人並ぶ点にある。ユナイテッドの10番といえばブルーノ・フェルナンデスで、彼はほぼ当確といえるだろう。ポルトガル代表MFの相方の選択肢としては、アマド・ディアロ、マーカス・ラッシュフォードらの名前が挙げられるが、アモリム監督はメイソン・マウントをそのポジションで起用したいと考えているようだ。 マウントはチェルシー出身の25歳で、2023年にユナイテッドが総額6000万ポンド、日本円にして約118億円の移籍金を支払い獲得した。しかし、本職とするトップ下ではブルーノとポジションが被っていたこと、負傷離脱の多さも影響し、出番を得られずにいた。今季のリーグ戦でのプレイタイムは148分にとどまっている。 マウントがチェルシー時代に輝いていたのはトーマス・トゥヘルが監督を務めていた時期で、彼はアモリムと同じく3バックを採用し、マウントをストライカーの下で起用していた。得点力、守備時の貢献度の高さとトップ下に必要な要素をマウントは備えており、アモリム政権で評価を高めることはできるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部