ノートルダム大聖堂に戻った鐘 司祭が祝福
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【9月13日 AFP】フランス・パリのノートルダム大聖堂(Notre Dame cathedral)に12日、八つの鐘が戻された。 2019年4月15日に起きた火災によりノートルダム大聖堂では修復が進められており、鐘も昨年7月に取り外されて、火災による粉じんがきれいに取り除かれた。修復作業はフランス北部ノルマンディー(Normandy)にある、鐘が鋳造された作業所で行われた。 鐘には大聖堂の歴史上の重要人物にちなみ名前がつけられている。戻ってきた鐘のうち重量級の「ガブリエル」は重さ4トン以上あり、最軽量の「ジャン・マリー」は782キロだ。 トラックに載せられてパリに運ばれてきた八つの鐘は、大聖堂前で司祭による祝福を受け、辺りにその音色が響いた。 戻された鐘は「2~3週間後」をめどに、鐘楼に設置される予定だ。 5年にわたり修復作業が続けられているノートルダム大聖堂は、12月に一般入場の再開を予定している。(c)AFPBB News